ちきゅうおんだんか？
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映画『天気の子』の世界は日々雨が降り続いているんですけれども、主人公たちが気象神社に行ってそれについて尋ねると、神主は「何が異常気象じゃ！ 観測史上とか、そんなもんたかだかここ100年くらいのことじゃろ！ （天井を指さして）この絵画は800年前に書かれたんじゃぞ！」というシーンがあります。
現実の世界では、毎日暑いですよねぇ・・・ 「地球温暖化」と言われていること、その主な原因くらいは皆さんご存知かと思いますが、実際どれくらい上がっているとか、今後どれくらい上がる見込みとか、詳しくご存知でしたか？ 私はわからなかったので調べてみました。
地球温暖化の原因と予測
それほど長文というわけでもないので全部読むのが一番良いのですが、さらに簡単にまとめると、
・大気中の二酸化炭素、メタン、さらにはフロン類などの温室効果ガスの濃度が高くなりすぎていることが原因。
・最も大きな影響を及ぼしているのが二酸化炭素。化石燃料の使用量増加が原因。
・このままだと2100年には、最小に抑えても0.3度、最悪の場合4.8度、世界の平均気温が上昇すると予測されている。（別の予測では6.4度とも）
人間が生きていられる温度は42度までと言われていますので、4.8度も上がったら、地域によっては屋外で活動できなくなります。2100年には自分はこの世にいませんが、今のちびっ子達の世代は生きていますから、考えないわけにはいきませんよね。
まあその頃にはスペースコロニーが実現している可能性もありますが、それも断言できるわけではないので。
温室効果ガス排出量削減の現状
温暖化の被害を最小にするには、京都議定書より一桁多い温室効果ガスの排出量削減率が必要とも言われているのに、順調に削減が進んでいるのは欧州だけで、米国はそもそも参加しておらず、またカナダが目標達成をあきらめたり、日本も削減義務達成に失敗しそうな情勢になっている。
対策
二酸化炭素の排出を減らすために、火力発電を原子力発電に置き換える方向で進んできたが、特に日本ではその安全面が不安視されている。よって、太陽光、風力、地熱、バイオマスなどの再生エネルギーや水素など別のエネルギー源の開発と普及を進める必要がある。
ということのようです。
例えば、
マツダは水素自動車の開発に熱心だったのですが、
水素自動車を普及させるためには「水素スタンド」が必要ですが、その普及が見込めないことと、水素生成の段階でも二酸化炭素が排出されないわけではないということもあって、マツダは水素自動車を諦めかけているようです。
再生可能エネルギーのさらなる開発に期待しつつ、我々に今すぐできることといえば、電気やガソリンの無駄遣いをやめることでしょう。
無意味に車で走り回っている人は多くないと思うが、電車で行けるところは電車を利用しよう。健康のためにも少しくらいは歩こう。交通事故削減のためにもね。
モータースポーツの世界も一部でハイブリッド化は進んでいるが、そろそろ全面電気化を考えてもいいかもしれない。
私は次の自動車乗り換えのときは、今のラインナップで選ぶとしたら、日産「リーフ」にしようと思っています。（そのときには他社からも同様のものやもっと良いものが出ているかもしれませんけどね）
