ハードディスクのデータを完全に消す方法
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今日の「バイキング」で韓国チョ・グク法相の家宅捜索の話をしているときに、ゲストの野口五郎さんが、
「僕は音楽ソフトなんですけど、ハードディスクのデータって、完全に消すことはできないんですよねぇ」
と仰って、他のパソコンに疎い出演者たちは「へぇ~」と聞いていました。
なるほど。ファイルを「ごみ箱」に入れて「ごみ箱を空にする」を実行したくらいではデータは消えない。フォーマットをしても専用ソフトを使えば復元できる。そういう意味で仰っているなら、”一般人レベルとしてはよくご存じだ”と言えますね(失礼な言い方w)
だけど、意地悪なようですが、「ハードディスクのデータを完全に消す方法」が全く無いのかというと、そうでもなかったりというお話。
前にも似たようなことを書いたことがあるのですが、ハードディスクを紙に例えると、
弱めの筆圧で文字を書いて、その文字よりも濃い色で、筆圧をそれより強くして塗りつぶせば、元の文字を読み取ることはできなくなりますよね。
ハードディスクも領域の限られたものですので、他人に見られたくないファイルをごみ箱で消したうえで、空き領域全てをどうでもいいデータで上書きしてしまえば、元のデータを読み取ることはできなくなります。理論的にはね。
ただ、システムが勝手に作った消したいデータのコピーや関連情報が知らないところに隠れていたりするので、素人がそれらを手作業で完全に消去することは実際には難しかったりします。
そこで、本当に確実に「ハードディスクのデータを完全に消す方法」ですが、
詳しくはこちらで解説されていますが、簡単に言うと、
・物理的にディスクを破壊する
・強い磁石を使って消去する
・専用ソフトを使って消去する
の3つが考えられます。
但し、3つ目のソフトはピンキリなので、ものによっては100%削除できているかどうかはわかりませんね。
1か2ならより確実ですが、物理的に壊れてしまうので、買取などに出す場合は3にするしかないですね。
ハードディスクは個人情報の塊ですので、何もしないで廃棄等するのは避けたほうが良いと思います。