第66回 マカオGP
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昨日、久しぶりにテレビでカーレースを見ました。(最近は地上波ではほとんどやらなくなりましたからねぇ。昨日はBSの番組表を見ているときにたまたま発見したのです。)
1954年に草レースとして始まり、1960年代に本格化、1970年代には日本のメーカーも参加して、1983年からは国際格式のF3で行われるようになった伝統のレースです。
過去にはアイルトン・セナ、ミハエル・シューマッハ、佐藤琢磨らも優勝している、「F1の登竜門」とも言われるレースです。
今年は、ラルフ・シューマッハの息子(つまりミハエル・シューマッハの甥っ子)ダビッド(18)や、エマーソン・フィッティパルディの孫エンゾ(18)などが参戦しているというのが、時の流れを感じさせますね・・・
1946年ブラジル生まれ。1970年~1980年にF1に参戦。通算優勝回数14回、2度年間チャンピオンになっている。
昨年の大事故から復活した女性ドライバーのソフィア・フレールシュ(19)や、日本からも2018年F4チャンピオンの角田裕毅(19)が参戦しています。
マシンは少し大きくなり、最高出力380馬力以上のV型6気筒3.4ℓNAエンジンを搭載、「Halo」という頭部を保護するデバイスや、空気抵抗を軽減する「DRS(可変リアウイング)」などF1同様の装備もついています。
前人未踏の3連覇を狙うダニエル・ティクトゥム(20)や、今年のF3世界チャンピオン、ロバート・シュワルツマン(20)、予選1位のユーリ・ヴィップスなどが優勝候補とされるなか、1周目からクラッシュで大半の車が停止を余儀なくされたり、その後も止まった車の処理のためにセーフティカーが入るなどの影響があって、マカオGP初挑戦のリシャード・フェルショールが優勝しました。
ユーリ・ヴィップスは2位、ソフィア・フレールシュはマシントラブルでリタイア、日本の角田は11位でした。
今回はラッキーもあったリシャード・フェルショールですが、運だけで勝てるというものではなく、一定の実力もあることは間違いありませんから、今後F1に乗るようになるのか、それともダニエル・ティクトゥムやユーリ・ヴィップスらが再度追い抜いていくのか。数年後のF1が楽しみになってきました。