ひきこもりって、何が問題?
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このニュースを見て、「あれ、そういえば、ひきこもりって何が問題なんだっけ?」と思ってしまいました。わかってるつもりでいたけど実はよくわかってないことってありますよね。
すぐに思い浮かんだのは、上記の記事にもあるように、「高齢の親に経済的に依存している」ことでした。確かに、普通は親のほうが先に居なくなるわけで、親が居なくなったらどうやって生活していくの?ということですね。
しかし、もしそれだけなら、自業自得って言うとあれだけど、依存するのも個人の自由っていうか、親が居なくなってどうにもならなくなったら働くでしょ、と思ってしまったのです。
こんな記事がありました。
以下、この記事からの引用ですが、
> 1 社会の働き手が減る
> 2 国の税収が減る
> 4 悲惨な殺人事件などが増える可能性がある(親子などで)
という4つを、引きこもりの問題点として挙げておられます。
4はちょっと別として、1~3は「勤労、納税という国民の義務を果たせ」っていうことですね。
なるほど、納得しました。
しかし現実問題としては、引きこもっている人たちに「出て来いよ、働けよ」と言うだけでは解決しないでしょうね。そうなったのは、何かしら理由があるはずですから・・・
ひきこもり=無気力というわけではありません。何かやりたいことがあって、それが家の中でやることだから家にいるだけの場合もあります。全国からアクティブなひきこもりが集まるであろうこのイベント、ちょっと見てみたい気もしますね。
6/3追記
世間一般の認識として、
インドアの趣味
オタク
ひきこもり
の3つをイコールで結んでおられる方が多いように見えます。全てに当てはまる方がいるのも事実ですが、完全にセットというわけではありません。
インドアの趣味を持っていても、同じ趣味を持つ人や気の合う人とは交流を持つ人もいます。
また、家からは出なくても、家の中でお金を稼いでいる人もいます。上のほうでリンクを張った記事でも書かれているように、自分で生活費を稼いでいれば、外に出るか出ないかなんていうのはその人の自由です。
ここ数日のいくつかの事件を受けて、ワイドショーでは必ずというほど「ひきこもり」が取り上げられています。その方面の専門家を呼んで話を聞いていますが、専門家の方は「ひきこもりの人は、例えばパワハラなど、何かしら事情があってそうなっているのだから、引きこもっていることを否定してはいけない」と言っているのに、ワイドショーの司会者やコメンテーターは「だけどさぁ、わがままで引きこもってる奴もいるんじゃないの?」と言っていました。
以下、専門家の方が提示していた「ひきこもりに対する4つのNG対応」を引用しておきます。
1.(自分が引きこもりだという自覚がない人に)「お前は引きこもりだ」と言う。
2.(自分が引きこもりだという自覚がある人に)引きこもっていることを悪く言う。
3.「働け」と言う。
4.成果を求める
→価値観の強要をしてはいけない