テレビドラマ『サイン―法医学者 柚木貴志の事件―』
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9/12に放送終了した2019夏ドラマ。韓国ドラマのリメイク物ですが、
ちょっと比較対象が思い浮かばないくらい、衝撃的な結末のものとなりました。
【ストーリー】
主人公の柚木貴志(大森南朋)は日本法医学研究院に所属する解剖医。不愛想で部下には暴言を吐くなど、一目ではとても好きになれない人物だが、不器用なだけで正義感の強い男、という設定。
解剖結果を捏造する伊達(仲村トオル)に反発して一時は分室に飛ばされたりもする。
その伊達は、日本法医学研究院の独立化を目指しており、そのためなら手段は選ばないという男。院長の兵頭(西田敏行)を退職に追いやり、新しい院長となる。
柚木は伊達の不正を暴こうとするが、兵頭が過去の不正を遺書で告白して自殺。伊達に「俺の不正を暴くことは、兵頭先生の不正も明るみにすることになる」と言われ、恩師の名誉を傷つけたくない柚木はそれを断念する。
メインとなる事件では、次期総裁候補と言われている国会議員島崎(小木茂光)の娘・楓(森川葵)が犯人なのだが、島崎が伊達に証拠の隠蔽を指示し、伊達がそれに従ったため、千聖(松雪泰子)ら捜査一課の捜査は八方塞がり。真相が闇に葬られようとしていたところで、柚木が考えたのは・・・
楓に「決定的な証拠を掴んだ」と言って、自分自身を殺すように仕向けることだった!
結果、柚木の遺体を弟子の景(飯豊まりえ)が解剖して死因を特定。
また、殺害現場を隠しカメラで動画撮影していたので、犯人が楓であったことも証拠が残り、ついに逮捕へ。
言うとおりにしていれば法医学研究院の独立に便宜を図ってもらえると信じていた伊達は、騙されていたことに気付いて後悔し、柚木の墓前でやり直すことを誓う。
というお話。
事件解決のために主人公が命懸けの行動に出て、本当に死ぬなんていうドラマ、過去にあったっけ?
(意図せず殺される、というのはあるけどねぇ)
【上記以外の主な出演者】
橘祐輔(法医学研究院副院長)・・・淵上泰史
下山益男(捜査一課長)・・・利重剛
佐々岡充(島崎の秘書)・・・木下ほうか
北見永士(楓の元恋人。殺害被害者)・・・横山涼
キャスティングは地味な感じが否めないけど、内容的には今期のドラマで一二を争うものになるかもしれません。(まだ終わってないものがいくつかあるけど)