テレビドラマ 『トレース~科捜研の男~』
スポンサードリンク
事件ものは基本的に好きなので、最終回まで楽しみにして観ていましたが、残念な点もいくつかありました。
1.メインとなる事件の詳細は最後まで分からないが、「黒幕はこいつだろうな」ということは1話からわかってしまっている。(そう思わせておいて違ったら面白いのだが、そのままだった)
2.
・その黒幕が刑事部長で、なおかつサイコパス。罪を問おうとしても握りつぶせる権力を持っているし、サイコパスなので悔い改めるという可能性もない。
最後には刺されるが一命を取り留め、しばらく意識不明だったが目を覚ましたところで終わり。(続編を作れる可能性を残した? もしくは既に決まっているとか?)
演じたのが千原ジュニアと言うキャスティングは見事でしたがね。
・殺された主人公の姉も結構なクズだった。
・教師が生徒にいじめられて、上司に相談したら「あなたが舐められてるからですよ」の一言で片づけられる。一人でどうしろと言うのか。
という、終わってみればあまりにも胸糞悪い、救いようのない結末。「よくある話ばかりじゃ面白くないだろう」と言われたらそれまでですが。
3.上記のような内容と、主題歌の雰囲気が合っていないような?(感覚的な問題ですが)
原作の漫画は今でも連載中なのだそうですが、その後どうなったのか、読んでみたいような読みたくないような・・・
(ドラマの続編が放送され、スッキリした結末になれば、3の疑問は解決されますが)
まあ、虎丸刑事(船越英一郎)が最高にカッコよかったので、今のところはそれで良しとしましょうか。