テレビドラマの話が多いですが、他にアニメ、ゲーム、コンピュータ、格闘技等、様々な話題を取り上げます。

テレビアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』

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www.madoka-magica.com

 

魔法少女」というと、「セーラームーン」とか「プリキュア」なんていうのが思い浮かぶでしょう。普通の女の子たちが魔法で変身して悪い奴をやっつける・・・

女の子たちは憧れると思いますが、男性の私は正直言って観ようとは思いません。(好きな方ごめんなさい)

 

今回紹介する『魔法少女まどか☆マギカ』も、「魔法で悪い奴をやっつける」というところは同じなんですが、その背景が特殊で、作品全体としては全く毛色の違うものになっています。

 

犬かウサギかわからない(というか、実際はそのどちらでもない)へんてこりんな生物「キュゥべえ」から、「ボクと契約して、悪い魔女をやっつける魔法少女になってよ。なってくれたら、”どんなこと”でも一つだけ願いをかなえてあげる」と言われる主人公・まどか達。

友達のさやかは、どうしても叶えたい願いがあったということもあって、キュゥべえと契約して魔法少女になりますが・・・

 

ストーリーを全部書くつもりはないのですが、全く書かないと説明ができないので少しだけ書くと、

 

3話目くらいだったかなぁ? 先輩魔法少女のマミさんが、魔女との戦いであっさり殺されてしまいます。

魔法少女は無敵ではない。まだ魔法少女になる決心がついていなかったまどかは、なったら自分もいつか殺されるかもしれないと怖くなります。当然ですよね。

 

そして、魔法少女というのはどういう存在なのか、さらに驚愕の真実が明らかになっていきます。

 

序盤から、マミたちの標的である魔女を横取りしていた「ほむら」という少女。彼女は自己中で横取りをしていたわけではなく、”大切な人”を守るための行動でした。

 

全てを知ったうえで、まどかはどういう決断を下すのでしょうか。

 

 

私も最初に人から勧められたときは「魔法少女モノなんでしょ?」と思いましたし、絵柄的には前述の2作品よりもさらに緩くさえ感じられます。しかし結果的には(良い意味で)騙されました。

タイトルや絵柄からは想像もできないような内容にして視聴者を驚かすことが、脚本を担当した虚淵玄氏の狙いだったのかもしれません。漫画やラノベなどの原作が存在しないオリジナルアニメだったので、全ての視聴者が放送時に同じように驚いたそうです。

各方面から高い評価を受け、2011年の「文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞」をはじめ、国内外で多数の賞を受賞しています。

 

魔法少女まどか☆マギカ』はこの夏、下記の放送局にて再放送されます。

 MBS:7月6日より毎週土曜26:08~
 TOKYO MX:7月13日より毎週土曜24:30~
 群馬テレビ:7月13日より毎週土曜24:30~
 とちぎテレビ:7月13日より毎週土曜24:30~
 BS11:7月13日より毎週土曜24:30~

MBSは第1回が終わってしまいましたが、他地域やBSは13日からなのでまだ間に合います。この機会にご覧になってみてはいかがでしょうか。

(1話、2話あたりはあまり面白くないです。やはりマミさんの死あたりから急展開、急”転回”しますね。)

追記 背筋がぞっとするような怖い話なので、小さなお子様の視聴には適しません。個人差はありますが中学生以上が目安かもしれません。

7/28追記 「怖いお話です」だけでは作品の魅力が伝わりませんね。途中に怖い展開があるのも事実ですが、最終的には感動できるものとなっています。「いのち」とか「人生」とか、「友達」なんてことがテーマとなっていますね。

 

 

音楽を梶浦由記さんが担当していたことも、この独特な世界観をさらに盛り上げていたのでしょうね。

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