オンラインゲームで本当にあった怖い話(2)
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昨日の続きで、オンラインゲームにまつわるお話をもう一つ。
今回は「怖い」というよりも、ちょっと可哀そうな部分もあるのですが。
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二つ目
昨日の話と同じゲームですが、今回は使用キャラと中の人の性別が一致している男女の話。
私と同じギルド(ゲーム内で協力するチームのようなもの)に所属している二人で、仲良くなって、ゲームの中に結婚をするシステムがあったのですがそれも行いました。
ここまでなら、何の問題もない微笑ましいカップルのように見えるのですが・・・
男性のほうが現実では高校生で、女性のほうが既婚者だったのです。
そしてこの二人は、ギルドのオフ会で実際に会うことになります。
私もそのオフ会に参加していましたが、そんな「イイ人」はいないので、野郎だけでおしゃべりして盛り上がっていましたがw
実際に会ってしまった二人。そして高校生のほうは本気になってしまいました。
ゲーム内でも結婚したのだから、現実でも旦那さんと別れて自分と結婚してくれるのだと・・・
言うまでもないかもしれませんが、既婚女性のほうは「これはゲームの中だけの遊び」と割り切っているので、旦那さんと離婚したりするはずがありません。
男子高校生のほうは同じギルド内にリアルの友達もいたので、友達は彼の味方をして「大人のくせに無責任だ」などと糾弾を始め、他の大人メンバーは「そんなことあるはずがないだろう」と反論し、ギルド全体を巻き込んでの大騒動に発展してしまいました。
結局どうにもなるはずがなく、気まずくなった彼は「引退する」と言って、ギルドを脱退し、姿を消すことになります。
数カ月後にこっそり復帰していましたけどねw
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というわけで、昨日、今日どちらの話も「ゲームと現実を混同してはいけない」ってことで、オンラインゲームを楽しまれている方はお気を付けくださいね。
間違うと、自分か相手かどちらか、あるいは両方が傷つくことになりますので・・・
私もオンラインゲームプレイヤーだけど、自分に何かある前にそういう事例を見ちゃったので、同じ過ちを犯さなくて済みそうですw
「オンラインゲームってそんなに怖いことばかりなの?」と思われると、それはそれで極端なので、男と女のプレイヤーが問題なく仲良くなって実際に結婚した例もたくさんあることを付け加えておきます。
さっきの話のギルドのリーダーも女性メンバーに手を出して結婚していましたしw
SNSに関しても同じことが言えるのですが、危険”しかない”のではなく、危険”も”ある、ということで、人生経験の浅い子供の場合は注意が必要だということです。
「スッキリ」に出演していた箕輪氏なんかは「名刺だけ渡されても、SNSのアカウントを1つも持ってない人は逆に怖い」というくらい、当たり前に使う時代になっていますからね。
SNSへの対策
東京大学 大学院 橋本良明教授 「家族内でSNSについて自由に話せるようなコミュニケーションをとる」
ITジャーナリスト 高橋暁子氏 ・具体的な危険性を子供に理解させる ・SNSは年齢に応じて段階的に利用
あと、オンラインゲームも数えきれなくらいあって、それぞれユーザー層も違うと思われますが、例えば
ファイナルファンタジー14なんかは幅は広いけど平均年齢は31.4歳だそうで(ちなみに『光のお父さん』のお父さんは当時60歳)
ドラクエ10も平均年齢はほぼ変わらないと言われているけど、「キッズタイム」なんていうものがわざわざ導入されているのを見ると、小学生のユーザーも多そう。
FFもドラクエも、親子で楽しんでいる人も結構いますしね。
シューティングゲームの『フォートナイト』は、CEROでは15歳以上対象となっているのに、実際には小学生の間で大流行し、「コロコロコミック」で特集記事が組まれるほどになっています。
CEROに関しては、「18歳以上対象」となっているものを18歳未満の者に販売した場合は、自治体によっては条例違反で罰せられる場合もありますが、それ以外は法的強制力は無いんですよね。
リアルで殴ったりはしない代わりに『フォ-トナイト』の中でボコボコにするといったいじめの問題も出てきているようです。
今の子供に「ゲームをするな」というのは無理だろうけど、危険なことや面倒事に巻き込まれる可能性もあるので、少なくとも小学生はオンラインゲームには手を出させないようにするか、やるならそれこそ親子で一緒に遊んで、誰と絡んでいるのか把握しておいたほうが良いと思いますね。
11/28 一部加筆しました。