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テレビドラマ 『スカーレット』

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朝ドラ『スカーレット』の視聴率は直近で22.0%、これまでの最高で22.4%とのこと。近年で高視聴率だった『とと姉ちゃん』や『まんぷく』には及ばないものの、他の作品とは大差ないところまで来ていますね。

SNSでは結構話題になっていますし、この調子なら放送終了までにはそれらを超えることもあるかもしれません。

多くの人が観ているので内容を紹介する必要もないのかもしれませんが一応簡単にやっときますw

 

前期の『なつぞら』と、今期の『スカーレット』、いずれも戦後日本が始まりの舞台というところ、主人公が幼い少女で絵が得意、というところまで共通しているのですが、『なつぞら』の主人公なつが既に両親を亡くしているのに対し、『スカーレット』の喜美子(戸田恵梨香)は両親が健在というところから違いが出てきます。

 

なつは両親を亡くしていることは不幸であったものの、良い人のところにもらわれていき幸せな人生を送ったのに対して、喜美子の家はとにかくお金に困っている。ただでさえ余裕がないのに、人の好い父が街で困っていた男性を連れて帰ってきて居候させたりしてさらに困窮する。

喜美子と妹はある日紙芝居を見に行くが、他の子がお菓子を買って食べながら観ているのに、喜美子たちはお菓子を買う金などない。紙芝居屋が「紙芝居は無料だから観ていったらいいよ」と言うが、負けん気の強い喜美子は自分たちだけがお菓子を買えないことが我慢できず、観たいという妹の手を引っ張って無理やり連れて帰る。

そんな頃、とある陶芸家との出会いがあるが、陶芸家が「君たちは大人になっても、こんな儲からん仕事をしたらいかんよ」というのに対して喜美子は「当たり前や。うちは陶芸家になんか絶対ならへん!」と言っていたのだが。

 

喜美子は中学卒業後、大阪の下宿屋で女中として働くが、やっと一人前になったと思ったころ、信楽の実家がますます苦しくなっていることを知り戻ることに。

信楽では陶器会社の社員食堂で働くことになるが、そこで見てしまった「火鉢への絵付け」の仕事に興味を持ち、修行させてもらうことに。

しかしこれまた一人前になったというところで、火鉢の需要が縮小していき絵付師は続けられなくなり、今度は陶器そのものを作ることに興味を持ってしまう。

幼いころ「絶対にならない」と宣言していた陶芸家への道を歩むことになるのであるw

 

大阪の下宿屋の一見意地悪そうな先輩女中・大久保(三林京子)や、個性的な下宿人たち(水野美紀 他)、温和な絵付師の深野(イッセー尾形)、悪い人ではないのだけど頑固で酒好きな父・常治(北村一輝)らと、喜美子とのやりとりがとても面白く、毎日楽しく観られるドラマです。

 

来年3月いっぱいまで放送するということなので現時点で半分というところですが、相変わらずお金で苦労している喜美子たち。これから陶芸の仕事のほうはどうなって、どんな人生を送ることになるのでしょうか。

 

 


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