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日本競馬会の至宝 ディープインパクトが死亡

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無敗でクラシック3冠馬となり、GI通算7勝を挙げた名馬ディープインパクト。7月30日早朝、頸椎に骨折が見つかり、回復の見込みが立たないことから安楽死の処置が取られました。17歳でした。

 

普段競馬を見ている人なら、ディープインパクトがどんなにすごい馬か当然知っていて、私ごときが解説する意味もないので、今日は「名前だけは聞いたことがあるけど、何がすごいの?」という方向けに書いてみたいと思います。

 

 

17歳ってピチピチ(死語)じゃん。そんなに早く亡くなるなんて可哀そうに?

 高校生ですもんね~ って、人間と同じだと思っている人はいないでしょうけど。

馬の平均的な寿命は24~25歳くらい。17歳だと人間で言えば50歳くらいですかね。それでもやっぱり早すぎる死ですけど。

 

史上2頭目の「無敗での三冠達成馬」

 中央競馬には、3歳の時にしか出られないオス・メス別の「クラシック」というG1レースがあり、オスにはそれが3つあります。この3つを全部勝った馬を「三冠馬」と呼びますが、なかなかできることではなく、過去78年の中で7頭しかいません。

 さらに、その三冠達成まで一度も負けなかった馬は、ディープインパクトと、シンボリルドルフの2頭しかいません。

 ん? でもそれだったら、シンボリルドルフっていう馬もディープインパクトと同じくらいすごいんじゃないの?ということになりますが、ディープインパクトにはこれ以外にもすごいところがあるのです。

 

通算成績が14戦12勝

 とにかく負けない。負けたのは三冠達成後の年末のグランプリレース・有馬記念勝馬ハーツクライ、1/2馬身差)と、芝コースのレースとしては世界最高峰と言われる「凱旋門賞」(3着で入線後、失格)の2回だけなのです。(失格になった理由は説明すると長くなるので省略します。)

 勝ち方も余裕があることが多くて、三冠の2レース目・日本ダービーなどは2着に5馬身の差をつけて勝っています。

 シンボリルドルフは17戦14勝。ディープインパクトより負けが1回多いですが、そんなに大きな差ではありませんね。

 

種牡馬としても大成功

 ディープインパクトの子でG1を勝った馬は、えーっと・・・・・44頭もいます(数えるのが大変でしたw)

そのうち24頭がオスで、そのほとんどが種牡馬となっていますし、メスの馬もほとんどが繁殖牝馬となっていて、既に「母の父」としてキセキというG1馬を出しています。これからもディープインパクトの孫でG1馬がどんどん出てくるでしょう。

 シンボリルドルフは、三冠のうち2つを勝ったトウカイテイオーという馬を出しましたが、それ以外に直仔のG1馬を輩出しませんでした。この点でディープインパクトとの間に大きな差があります。トウカイテイオーの孫に、海外G1を勝った馬が1頭いますが)

 

デビューから引退まで、鞍上が武豊

 G1だけで100勝以上、全レースで4000勝を超えている「競馬界のレジェンド」武豊が騎乗したことも、この馬のスター性を高めているかもしれません。まあ、これほどの馬なので、武でなかったとしてもそう変わらない成績を収めたかもしれませんが。

 

日本競馬史上最強馬

 だいたいそんなわけで、「日本競馬史上最強馬」といえばほとんどの人がディープインパクトの名を挙げます。

 早めに亡くなったことは残念ですが、これからも子や孫がまだまだ活躍していくでしょう。

 

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私も、「ディープインパクトが日本競馬史上最強馬」というのは否定しませんが、「好きか嫌いか」というと話は別で(笑)、あまりにも強すぎて面白味がないので、「個人的に一番好きな馬」ではなかったりします。

私が一番好きな馬はオルフェーブルです^^

 

 

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