ゲーム依存症
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平日にゲームに費やす時間を聞く質問で、1時間以上は60.0%に達した。3時間以上と答えた人は18.3%に上り、男女別では、男性は24.6%、女性は10.4%。休日に3時間以上ゲームをする人の割合は37.8%だった。全体の2割以上が「ゲームをやめなければいけない時にやめられないことがあった」と回答した。
また、2.8%は平日6時間以上ゲームをすると回答し、そのうち2割以上が「学業に悪影響が出たり、仕事を失ったりしてもゲームを続けた」「勉強や仕事、友人との付き合い、家族の行事よりゲームの方が大切」などと答えた。6時間以上と答えた人の約4割は、頭痛や睡眠障害などを抱えてもゲームを続けたという。
今朝の「スッキリ」でも特集されていましたね。
プロゲーマーの方はゲームの練習をすることが仕事そのものだし、ゲーム雑誌編集者もゲームをプレイしなければ仕事にならない。ゲームクリエイターも、他社のゲームもある程度遊ぶことが次の作品へのヒントになるだろう。
しかし、そういったゲームに直結する仕事をしている人、または将来の職業をそういったものに決めている学生ならともかく、それ以外の仕事をしている人や、将来の職業を決めていない学生などが、仕事や学業に支障をきたすほどゲームをするのは良くないだろう。
健康上の問題まで発生しているというケースは最悪だ。人間、健康が第一だと思う。画面が見ることができなくなったり、手が動かなくなったりしたら、ゲームをすることもできなくなってしまうのだからね。
「スッキリ」でも言っていたように、最近のゲームは「終わり」がない(あるとしたら、人気が落ちてサービス終了になるとき)ものが多くなってきている。そして、時間をかければかけるほど強くなって楽しくなるというあたりに中毒性があることも、プレイ時間を長くしてしまっているのだろう。
また、「終わり」がないというプレイ時間の問題以外に、金銭的な問題もある。従来の家庭用ゲーム機のゲームはパッケージを買えばそれで終わりだったが、特にスマホゲームでは、基本は無料なのだが強いアイテムを手に入れるためには別途「課金」が必要であり、「もっと強く」という欲求が止まらなくなり、何十万もつぎ込むプレイヤーも珍しくないと言われている。
私はスマホゲームには1円も使わんけどなw
周囲から見れば異常なレベルなのに本人に自覚がないというところは、アルコールやギャンブルと同じだろう。家族が注意しても認めないので、自分の行動を客観的に見るためには、下リンクのような診断を利用するのも良いかもしれない。
私は最初の診断が3項目、次の診断結果が64点でした。要注意レベルですね (^-^;)
一方で、ネット上では「原因と結果が逆のケースもある」という意見も出ている。何らかの理由で会社や学校に行くことができなくなってしまい、結果として家でゲームをするくらいしかなくなってしまった、もしくはそれが生きがいになっているというものだ。
プレイ時間だけで一括りに判断することはできず、そういった場合は根本的な問題の解決に目を向けることも必要なのだと思う。
ゲームばかりしていて常識を学ばないとこうなるw https://t.co/yPDj0GKlfj
— しんのすけのTVライフ (@shinnosuke2019) November 30, 2019
「シャドウバース」というカードバトル形式のゲームの大会で負けた赤いTシャツの少年が、感想を求められて「ネクロカス」とだけ言って退場した。ネクロとは、自分が使ったカードデッキの種類のこと。負けたのは自分が弱いからじゃないと言いたいようだ(苦笑)
2020/1/11追記
子供時代にはやらなければいけないことがたくさんある。ゲームだけではダメだから、平日は1日1時間というのは妥当なところだろうねぇ。
でも、休日に90分というのはちょっと少ないかな。2時間やらせてあげてもいいのでは?
それと、これって第三者が確認できるわけではないから、結局家庭内での親と子の攻防の中で親が「条例でこう決まってるんだからね!」と根拠にするだけの「努力目標」「指針」に過ぎないものになるだろうね。
ちょっと話は逸れるけど、
関内ホールノリの良いお客様ばかりで、超盛り上がりました。家に帰ると、平日はやっちゃいけないと言ってあったDSをやってたので、取り上げてぶっ壊しました。私が身を粉にして働いたお金で買ったのに…。涙 pic.twitter.com/fXJBEtyAa8
— 高嶋ちさ子official (@chisako824) October 23, 2015
「平日にゲームで遊んじゃダメ。やったらゲーム機壊すからね!」と言っていたのに子供がやっちゃったんだから、それはしょうがない。
大人が子供に言ったことは実行しなきゃいけない。ここで「今度やったら本当に壊す」などと実行しないでいると、子供は「どうせ壊すなんてできっこない」と学習してしまうのだ。