テレビドラマの話が多いですが、他にアニメ、ゲーム、コンピュータ、格闘技等、様々な話題を取り上げます。

『今から1分後 もし大災害が起こったら?〜命と未来を守る50の方法』 要点まとめ

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自分用のメモというのが主目的ですが(笑)、見てなかった人もいると思うのでいちおう記事にしておきましょう。

 

・もしもキッチンにいるときに地震が起こったら

  →とにかくその場を離れる

 「火を消さなきゃ」と考える人も多いと思うが、最近のコンロは揺れを感知すると自動的に火が消えるし、また無理に火を消そうとして火傷などの怪我をするケースも多い。家具が倒れたり家電などが飛んでくる危険のほうが怖いので、一秒でも早くキッチンから離れましょう。

 

・リビングで地震が起こったら、助かる可能性が高い避難場所は?

  →廊下

 落下物が少ないところがベスト。「トイレ」と考える人も多いが、ドアが歪んで出られなくなったり、窓も無かったり小さかったりするので脱出できなくなる。庭はガラスが割れたり落下物の可能性も増すので危険。

 

・寝室で就寝中に地震が起きたら?

  →ベッドから降りて頭を守り身をかがめる

 暗い中部屋を出ようとしたり、明かりをつけようと歩き回るのは危険。

 タンスなどの固定も忘れずに。地震用の固定器具でも良いが、ダンボール箱に衣類などの柔らかいものを詰めてタンスの上の隙間に置いておくだけでも転倒の可能性を減らすことができる。

 

地震が起こったとき、2階にいる子供に声をかけるとしたら

  →「ドアを開けて廊下に出なさい」

 名前は呼ばない! 名前を呼んでしまうと「何?」と聞きに来て無駄に動いてしまう可能性があるので、とにかく今すぐやるべきことだけを伝える。

 

・携帯しておくと便利な食料は?

  →ゼリー飲料

 腹持ちが良く、利尿作用は低い。

 

・トイレの有効な防災対策

  →人間が通れる程度の小窓をつける

 脱出用。

 トイレ以外では、部屋の出入口を複数用意する、大画面テレビではなくスクリーンで見る、2階のベランダに非常階段を設置する、お風呂に水・ラジオ・非常食・笛・タオル・厚手の服などを用意しておく。(特に女性は、裸では救助も呼びにくいため)

 

・地下鉄のホームで地震が起きたら?

  →止まっている電車に乗り込む

 車両は頑丈、落下物の危険も少ない。ホームに留まると落下物の危険大。地上を目指すのはパニックなどの危険が。

 

・自家用車で走行中に地震が起きたら?

  →ゆっくり停車しカーラジオで状況を把握。

 急停車や急発進は危険。車外に出るのは、コントロールを失った車との事故や落下物の危険が。走り続けるのは道路の陥没や崩落の可能性。

 

・水圧で車のドアが開かなくなったら?

  →シートのヘッドレストを外して、金属の部分をガラスと扉の間に差し込んで、テコの原理でガラスを割る。

 

・流されてしまう津波の高さは?

  →40cmで、体力のある大人でも流される

 20cmでも立っていることが難しいほどなので、お年寄りや子供はこれくらいでも危険。もし流されそうになったら、とにかく何かに掴まることで生存率が上がる。

 

・学校で授業中、机の下への正しい避難方法は?

  →両手で机の脚を持つ

 大きな震度では、机は簡単に動いてしまう。揺れが大きすぎて机の下に潜れない場合は、教科書なのでとにかく頭部を守る。

 

地震発生時に子供が学校にいるとき

  →学校に電話して安否確認をしてはダメ!

  教師たちがそれに対応し、逃げ遅れることになってしまうから。

 現在はどこの学校でも避難訓練を行っているので信じて待つのが良いが、どうしても心配なら、親が自身の安全を確保できていることを前提として、直接迎えに行くほうが良い。

 地震発生後、親子が離れ離れになってしまったら「災害用伝言ダイヤル」を使う必要があるので、いざというとき慌てないように今のうちに使用方法を把握しておきましょう。(今の子供は公衆電話自体を使ったことが無い子も多い。)

 

津波から逃げるときは

  →「遠く」ではなく「高いところ」に

 津波の速度は水深によって変わるが、いずれにしても人間よりはるかに速い。 

 

・街中にいるとき地震が起きたら、避難すべき場所は?

  →ガソリンスタンド

ガソリンスタンドは消防法や建築基準法により、とても頑丈に作られている。ガソリンは分厚いコンクリートの下に埋められているので、引火などは心配しなくてよい。

ショッピングセンターは奥まで逃げ込めれば安全だが、そこまでの間にガラスが多くて危険。歩道橋は古いものだと倒壊の可能性がある。

 

・スーパーにいるとき地震が起きたら

  →従業員出入り口の前に行く

 物が少ないから(自宅で廊下に逃げるのと同じ)。但しバックヤードまで行ってしまうと物が多くて逆に危険。カゴで頭を覆っても、通常固定されていない「商品ワゴン」が流れてきたら防げない。 外に出るのは、ガラスや看板が多くて危険。

 ちなみにコンビニはレジ周りが特に危険。

 

・ビルの10階にいるとき地震が起きたら

  →5階まで降りて様子を見る

 倒壊のおそれが無いのなら、外に出る必要はない。

 1階まで降りて外に出るのは、パニックによる将棋倒しなど二次災害の危険性が。火災が発生していた場合は煙が上に上っていくので、屋上への避難は危険。

 

・エレベーターの中にいるときに地震が起きたら

  →全ての階のボタンを押す

 最寄り階で降りて逃げることができるから。もし閉じ込められてしまったら、最新のエレベーターに装備されている「緊急装備品」を利用しましょう。

 

・避難所にペットは連れて行ってもよい?

  →連れて行ってください

 救助活動の邪魔になったり、人を噛むなどのトラブルを避けるため。但し、一緒に過ごせるかどうかは自治体による(離れた場所で飼育するところが多い) 

 

 

以上、みなさんは正しい判断ができましたでしょうか? いつ起こるかわからない災害。いざという時にパニックにならないように、上記のことだけでも覚えておきたいですね。 

 

地震津波が来たら、家族のことが心配になりますが、まず自分自身が生き延びることを考えましょう。それぞれが生きていれば、一時的には離れ離れになっても必ず再会できるのですから。