映画『サムライせんせい』
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ツタヤディスカスで何を借りるか悩んでいるときにたまたま見つけて、詳しい内容は調べずに、タイトルとジャケ写だけで興味を持って借りてみました。
冒頭、キャストの字幕で武市半平太や坂本龍馬といった名前が出てきますが、なんとなく普通の時代劇ではないだろうなとは思っていました。
塾の授業開始前、生徒たちが携帯ゲームで遊んでいるところへ現れたのは、髷を結った教師・・・
どうやら幕末の土佐の英雄?武市半平太が現代にタイプスリップしてきた模様。
(武市がやったことは賛否両論?あり、地元高知での人気も坂本龍馬には足元にも及ばないようですが)
タイムリープものはたくさんあるけど、このように「1人の侍が現代へ」っていうパターン、他に何があったかな? ちょっと思い出せない。
「現代人が戦国時代などへ」っていう逆パターンなら、『信長協奏曲』『戦国自衛隊』『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』(およびこれの実写化版『BALLAD 名もなき恋のうた』)なんかがあるのだけど。
イケメンの侍先生に「感謝の気持ち」だと言ってスイーツを持ってくる母親たちと、「拙者には郷に残してきた妻がおりますきに、妻以外からの女子から施しを受けるわけには」と拒もうとする武市、親たちの行動を「みっともない」と嘆く子供たちw
といった具合で序盤は、過去からやってきて見るものすべてに驚く武市と、彼のことを珍しがる現代人たちの様子を描きます。
武市の回想で描かれる幕末のシーンも。
そう、彼は当時も地元の郷士たちから「先生」と呼ばれていましたね。
タイムスリップしてきたのは武市だけかと思いきや、実は梅太郎も来ていたという・・・(梅太郎のほうは、今どきの服装でGT-Rを乗り回すなど、すっかり現代に順応していますが)
やがて様々な事件が起こり、武市が現代にやってきた意味、残していったものというようなこともわかるのですが、ちょっとあっさり終わりすぎかな?というのが正直な感想です。あまりくどくなりすぎるのも良くないので、難しいところですけどね。