現代文の授業
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ゲームに夢中なので、小ネタで誤魔化す回ですw
そのゲーム「ペルソナ5」にて、現代文の授業でされる話。
みなさんは以下の言葉、意味を説明できますか?
・「潮時」
・「触り」
・「確信犯」
正解は、
・「潮時」
物事を始めたり終えたりするのに、適当な時機。好機。
・「触り」
広く芸能で、中心となる見どころ・聞きどころ。また、話や文章などで最も感動的、印象的な部分。
・「確信犯」
道徳的、宗教的または政治的信念に基づき、本人が悪いことでないと確信してなされる犯罪。
となっています。(以上、goo国語辞書様より。意味が複数存在するものは、今回の話題に関係するものだけを引用しています。)
「潮時」は「引き上げ時」という意味で使われることが多くなっていますが、本来は物事を終える時に限らず、始める時にも使われる言葉だったり。
「触り」は「最初の部分」という意味で使われがちですが、本当は「見どころ・聞きどころ」なので、歌の場合は出だしではなくて「サビ」の部分を指します。
「確信犯」に至っては、本来の意味とはある意味真逆の「悪いことだとわかっていながら行われた犯罪や行為」で使われることが多いですね。
「敷居が高い」なんかもそうですね。「高級すぎたり、上品すぎたりして、入りにくい」という意味で使うことがすっかり定着している感がありますが、本当の意味は「不義理・不面目なことなどがあって、その人の家に行きにくい。」ですね。
もっとも、誤用のほうが浸透してくるとそれでも良いと認められることもあって、実際「確信犯」は誤用のほうも辞書に載っています。
長い年月が経つと言語は変化するので、上記の誤用もいずれは辞書に載るようになるかもしれませんが、少なくとも現時点では(確信犯以外は)まだ載っていませんので、他の人が使うからと言っていちいち「お前その使い方間違ってるぞ」とは言わなくていいですが、自分自身は知っておいたほうがいいかもしれませんね。