国民10万人がガチ投票！ 戦国武将総選挙

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放送されたのはだいぶ前なのですが、録画していたものを昨日やっと観ました。

順位以外にも、意外と知られていないことや、最新の調査でわかったことなど、ためになる情報もありました。

例えば、

・「秀吉がお市を好き、お市は秀吉のことが嫌い」という話は、史実上の資料はない。

　（どこから出てきた話か不明？）

・前田慶次は主君以外に頭を下げたくないため、秀吉に呼ばれたとき、横を向いて頭を下げた。

・直江兼続の兜の「愛」という立物は「LOVE」ではなく、愛染明王（戦に勝つ神）の「愛」だった（これは知ってた）

・石田光成が斬首直前に「柿は体に悪いからいらない」といったと言われているが、光成はお腹が弱く「柿を食べるとお腹を壊すから」というのが正確らしい。

・明智光秀は当初、信長に「通訳」として雇われた。（尾張訛りがひどかったため）

・秀吉は信長の派手な肖像画を地味に描き変えさせていた。（家臣たちに「これからは秀吉の時代だ」と思わせるため）

「信長の草鞋を懐で温めていた」というのも史実上の資料はない（おそらく、それだけ忠義深かった、草履取りから出世する例もある、ということを示すための作り話）

・真田信繁と言えば”赤い甲冑に十文字槍”というイメージがあるが、実際は黒い甲冑、一本槍だった。

・日本で初めてステーキを考えたのが伊達政宗。

・戦場で相手を倒した武器は弓矢が圧倒的１位で、鉄砲、槍、石と続き、刀は５位でたったの４％しかない。

などなど。他にもありましたが、多すぎるので特に印象的だったものを抜粋しました。

順位は、

１位　織田信長

２位　上杉謙信

３位　伊達政宗

４位　真田信繁（幸村）※

５位　徳川家康

６位　豊臣秀吉

７位　武田信玄

８位　黒田官兵衛

９位　明智光秀

10位　石田三成

11位　加藤清正

12位　直江兼続

13位　前田慶次

14位　浅井長政

15位　毛利元就

16位　前田利家

17位　井伊直政

18位　真田昌幸

19位　竹中半兵衛

20位　上杉景勝

でした。

※真田信繁に関しては「幸村」という別名があり、番組でも括弧付きで紹介されていましたが、生前の確かな史料で「幸村」の名が使われているものは無いと言われています。後に刊行された軍記物の『難波戦記』にて「幸村」が初めて登場し、定着していったとのこと。

織田信長人気ありますねぇ・・・　北斗の拳でいえばラオウみたいなタイプだと思うのですが。ラオウも人気あるからなぁ・・・　「強くて、我が道を突き進む」みたいなところに憧れる人が多いのでしょうかね。

信長の場合は「先進的」っていう部分が評価されたところもあるみたいなんですけどね。

でも知名度だけで入った票もあるのかも？？

私は「好き嫌い」で言えば上杉謙信が好きかな。人質として上杉家で預かっていた真田信繁を家族のように扱い、信繁が「上田城が攻められているので戻って加勢したい」と言ったところ、それを許すだけでなく上杉の兵をいくらか貸して戻らせたというエピソードが、なんとも懐の広い人物だなと思ったので。（これは今回の番組ではなく、別の番組で言っていた話ですが。『天地人』だったかな？）

こういう好き嫌いって、性格が出ますね。

「好き嫌い」ではなく、「この人頭いいな」と思うのは、やっぱり徳川家康なんですけどね。

 というわけで、『戦国武将総選挙』の感想でした。